5月にっぽん丸で中津クルーズに行ったばかりなのに、なんだかまたこの船に乗りたいと思っていたら、6月後半にJTBから朗報が。「横浜発着の軍艦島行きが大阪から途中乗船OKになりました。しかも帰りは横浜から京都までの新幹線切符のプレゼント付きです！」という営業連絡が入ったのです。もちろん、即決で参加を決定しました。

そして7月17日、荷物があるので大阪には快速や新快速ではなく「スーパーはくと」（運転席の広さが感動モノです！）で行きました。で、そこから地上の高いところを通る地下鉄などに乗って天宝山に向かったのですが、京都から大阪港まではトータル1時間23分で、思っていたよりは近い感じでした。これなら大阪発着のクルーズは気が楽です。

ただし、天宝山では缶コーヒー1本50円の自販機があったり、バッタモノ専門らしき店がたくさんあったりしたほか、途中の駅にはコテコテのダジャレを盛り込んだ看板が豊富にあるなど、いつも見ている京都とはだんぶ異なる文化が・・・。これには異国情緒さえ感じることができました。

午後2時7分、船内にチェックイン。この日の昼食はまだだったので、まずは7階の「リドテラス」でスープ、ハンバーガー、ホットドッグ、アイスコーヒーをとりました。今回はJTBのチャーターだったせいか、調理パンは注文を聞いてから作るようになっていたせいか、5月に乗ったときよりもおいしい感じがしました。

そのあとは「ラウンジ海」でティータイム。ケーキも作り立てで美味でした。また、そのラウンジから船室に戻る途中の廊下を見たら、船内アートも2ヶ月前とは別なものは変わっていました。短期でいろいろと更新していたのですね。

この日の夕食は和食でした。これはとても助かります。和食なら食べやすいから、そのわずか2時間ちょっと前に軽食やケーキを食べてても大丈夫です。ちなみに今晩のメニューの中では、銀鱈の西京焼きが特におししかったです。

夕食のあとはデッキに出て夕日を鑑賞。日没の時間にちょうど明石海峡大橋を通過というのは、よく考えられた運行プランでした。さすがはJTBです。

夜はリドテラスでショコリキサを飲んだり、ラウンジ「海」で北村栄治氏のカルテットのジャズを聴いたりして楽しいひとときを。

そして、これだけ飲み食いしたにもかかわらず、夜11時には夜食を食べに行くことも忘れませんでした。