朝食は昨日の夕食同様、味も見た目も大変に洗練された感じでした。特に素晴らしかったのは、ミニ豆乳鍋とすごく薄く切った焼き魚にほたるいかです。また、出し巻き玉子は私が京都でいちばんのお気に入りにしている「西尾」（千分出水）のによく似た味をしていました。あと、加賀はやっぱり野菜がとてもおいしいです。

それと、今回は「花紫」のWEBページから直接予約をしていたため、コーヒーの無料券のサービスがありました。ということで朝食のあとはディスクオルゴールで「美しき青きドナウ」の曲が流れるカフェーラウンジへ。このコーヒーも口当りが柔らかでおいしかったです。

「花紫」をチェックアウトしたあとは、数年ぶりで金沢にある石川県物産会館の3階で行われている和菓子教室（下の写真は右側が飼い主の作、左側は私の作です）にも行ってきました。料金は1,230円（以前に比べて消費税分くらいしか上がっていません）で、京都の和菓子教室に比べたらかなり安いのですが、味は京都のよりハッキリおいしいです。しかもここの和菓子教室なら同物産会館内で使える500円の商品券も付いています。で、とりあえず今回はB級グルメ好きの友人のために岩牡蠣とホタルイカの佃煮を買いました。そして自宅用には加賀棒茶（茎のほうじ茶）を購入。前日の「花紫」で地元のほうじ茶がとてもおいしかったので。

和菓子教室のあとは近江町市場にもちょっと寄り道。すると午後もそれなりに回ってちょっと売りを急いだのか、「ワケありのズワイガニ2杯とワケなしの毛ガニ1杯を1万円でどう？」という魚屋さんがいました。で、ちょうど翌日は父の日だし、飼い主のお父さんは大のカニ好きなので、ここはひとつその売り込みに乗ってみることに。そして店の人に相談の結果、毛ガニ1杯、足が1本欠けたズワイガニ1杯、甘エビ2盛り、岩牡蠣2個を送料込みで1万円ということになりました。あと、お昼はそんなにおなかが減ってなかったので、簡単にご当地カレーにしておきました。

あと、金沢駅ではちょっと雑な買い物をしています。まず、猫好きの南極姉用にはネコバウムクーヘンを購入。そしてなぜか東北名物のくるみゆべし（もちろん京都にはありません）が見つかったので、これを自宅用に1袋お買い上げ。このほか、写真は撮ってませんが駅構内の「German Bakery」というパン屋さんで、コロネなどの菓子パン2個とハードパン2個を買ってみました。ここのパンは取り立ててドイツ風という印象はありませんでしたが、おいしいのに京都より2割くらいお安く、お得感がありました。