今年の初夏の旅の第2弾は石川県の山中温泉にしました。で、お昼に京都駅を出発ということでまずはお弁当を。そしてこういうとき、ずっと以前なら「紫野和久傳」の鯛ちらし弁当（JR京都伊勢丹で売ってます）を2人で1つ買っていたのですが、あるときおかずが冷凍したものに変わったうえ、近年の値上がりで単価も3千円を超えてしまったので、その後は主に志津屋のパンにしていました。が、今回はパンじゃなくごはんの気分だったので、また新たに新規開拓をしてみました。今回選んだのは、「さいきや」の寿司弁当（972円）と「はつだ」の牛肉弁当（1,296円）です。すると結果は大正解で、味もコスパも是非また食べたいと思える内容でした。

今回の宿は「花紫」です。泊まった部屋はスタンダードルームですが、その広さは2LDKのマンションに相当するくらいありました。また、玄関を入ってすぐの2畳のスペースの隣りには坪庭風の一角が設けてありました。メインの和室は12畳ということになっていますが、実際にはその奥にまた2畳くらいの荷物を置くスペースもあります。そして応接コーナーも椅子が4つのゆったりした広さでした。それと、この宿は全室の窓の外が緑豊かな川沿いです。なお、「花紫」の建物は1984年築で決して新しくはないのですが、掃除や手入れがとてもよく行き届いていたので、居心地もよかったです。また泊まりたいと思いました。

「花紫」の付近は、散歩するにもいいところでした。部屋の窓の外には下の「山中散策1」の写真のようにちょっとレトロっぽい橋があって、その向こう側には森林浴のできる「鶴仙渓遊歩道」があったのです。そしてこの遊歩道を690m先に行ったところには、「あやとり橋」があります。これはいけばなの草月流三代目家元・勅使河原宏氏のデザインによる橋なのだとか。また、このさらに先には「こおろぎ橋」というのもあるのですが、今は工事中で閉鎖とのことでした。また次回にでも行きましょう。

あと、今回は翌週の日曜日にみんなで集まるとき使おうと思って、お手頃な地元窯の小皿2枚と特価品の漆器3個を買いました。お値段は全部合わせて9,828円です。

なお、今回の山中温泉行きの重要な目的には、蛍鑑賞がありました。ちょうど「花紫」のブログに「6月前半には蛍鑑賞ツアーあり」と書いてあったので。すると、蛍を見に行った日の前日に雨があったうえ、当日は風もなく気温も低くなく、絶好の蛍日和に恵まれました。ちなみに今回の蛍のようすはこちらの動画（WMVファイル、247KB）でご覧いただけます。