オーストリア散策書棚 > No.01
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皇妃エリザベート
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皇后エリザベート

出版元 河出書房新社 初版 1994年8月
著者 南川 三治朗 体裁 A5版
序文 塚本 哲也 ページ数 88ページ


目次

序文: ハプスブルク帝国 末期の美神(塚本哲也) --- p.4
悲劇の皇妃、その伝説の生涯のピクチャーストーリー(南川三次郎)--- p.13
旅・ ここではなくもっと遠いどこかへ!--- p.34、
姿: 白百合のように清楚、吐く掉尾のように典雅 --- p.41
麗: 今に残る絢爛豪華な身の回り品 --- p.49
館: 旅の豪奢な宿の数々 --- p.58
絵: 今に残る華麗な肖像画 --- p.82
馬: 美しき騎乗の皇妃 --- p.86

ひとこと


とにかく写真がたくさん掲載されています。最初の32ページまでは小さなモノクロの写真を交えながらシシーの生涯が紹介されています。そして34ページから、シシーの肖像や生活に関する写真がずっと続きます。身の回り品の大半は宮廷からあてがわれたものなのでしょうが、p.50にある懐中時計に刻まれたイルカの紋章はシシーが自分で選んだものだと思います。なぜ海のないバイエルン王国で生まれたシシーはイルカを紋章に選んだのでしょう?



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