今年の初夏の旅の第1弾は飛騨古川と高山です。年賀状で「八ッ三館」（飛騨古川）からお得プラン（最大3食付で1人16,000円）の案内があったので、それに応じました。で、まずは午前中にJR東海の「ぷらっとこだま」（京都-名古屋が4,100円）で名古屋に行き、「ノリタケの森」（名古屋駅から徒歩約15分）に寄ってちょっと食器を見学。そのあと名古屋駅に戻って「飛騨路フリーきっぷ」（2人用で18,160円、タクシーチケット6千円付き、JR西日本エリアでは買えず）を買って「ワイドビューひだ」に乗りました。

八ッ三館にチェックインのあとは、付近をちょっと散歩。天気は雨でしたが、飛騨古川の名所は宿の近くにかなり集まっているので、観光もそれなりにできました。で、小一時間ほので宿に戻ったら貸切風呂に入り、それから夕食まで部屋で待機。建物は古いけど、室内は掃除が行き届いてとてもきれいでした。

夕食の前には館内のバーでぶどうジュースを。本来なら食前酒が出るのですが、今回は2人ともジュースです。そしてバーの床には、作り物の鯉が・・・。

「八ッ三館」の食事は口コミでも以前からかなり高評価で、この日も評判通りの安定したおいしさでした。また、過去に泊まった2回の夕食はいずれも雛祭りの時期ということで見た目も優雅な料理でしたが、今回は端午の節句バージョンということでヤマメの塩焼きなどが力強さのある出来栄えでした。あと、今回は味噌汁とステーキのソースの味が以前より濃く感じられたのですが、これは私の味覚の変化によるものなのかも知れません。ただ、私が知る料理屋さんの中には料理長が高齢化して塩味が増した例も複数あります。よって次回八ッ三館に泊まるときは、念のため料理長の年齢を訊いておこうかと思います。

「八ッ三館」は3回目ですが、過去2回はいずれも旧暦で雛祭りのシーズンでした。で、今回は旧暦で端午の節句にあたることから、館内のあちこちには初めて拝見する5月人形が。その中にはちょっと笑えるオトボケ人形もありました。ほかの季節にもまたいろいろなお宝人形が出るのでしょうね、それを思うと、今後は毎回異なる月に滞在しようかなという気もしてきます。