翌朝は窓の外の飛騨の山に雪がうっすらと積もっているのを眺めてから朝食。その内容はランチといってもいいほど豊富なものでした。特に素晴らしかったのはにじ鱒の一夜干しです。淡水魚なのにまるで海魚のような味わいというところが新鮮な驚きでした。

宿をチェックアウトのあとは、そのすぐ近くにある「渡辺酒造店」にまず寄りました。この店は昨夜「八ッ三館」の利き酒セットで出た「秘封蓬莱」の製造元です。その「秘封蓬莱」はお酒の飲めない私ですらおいしいと思える味だったことから、なんだか興味が湧いて訪問しました。

なお、その店で味見をしたら、もっとエコノミーな「純米吟醸蓬莱」（下の「渡辺酒造店3」の写真、180ml入りで550円）もいい味でした。

また、同店には超限定品の「大吟醸酒粕わさび漬け」（756円）というのも売っていました。お酒の値段のわりにわさび漬けはずいぶん高価な感じですが、いったいどんな味なんでしょう？面白そうなので1つ買ってみました。が、私は酒粕が苦手なので、誰かそういう食べ物に通じた人に試食してもらいましょう。その人がおいしいと言ったら、今後の飛騨みやげに採用しようと思います。

そのあとは飛騨古川の古い街並みを散歩し、カフェーで一休み。それから高山でお昼ごはんを食べて京都に帰りました。