2日目は朝8時ごろに起きて、「瑞穂」で朝食。太ること覚悟で寝起きからけっこうたくさん食べました。もちろんこの朝も味には大満足です。

朝食が終わったころ、にっぽん丸は新宮港に入港。この港には先客としてぱしふぃっくびいなすも来ていました。

ちなみに、もし昨夜の花火が予定通り催された場合は、にっぽん丸とぱしふぃっくびいなすのほか、飛鳥�Uとダイヤモンドプリンセスも熊野沖に集まることになっていました。そのうち、飛鳥�Uとダイヤモンドプリンスセスは花火をあきらめて次の行程に向かったのですが、ぱしふぃっくびいなすは予定をちょっと延ばして30分だけでも花火を見てゆくことになったそうです。

それはさておき、本日の寄港地が変更になったことで、新宮ではにっぽん丸のお客向けに熊野那智大社や那智の滝方面へのツアーバス（私たちは昼食後の出発便を選択）が出ることになりました。で、その出発前には熊野比丘尼の格好をした方による約30分程度の「曼荼羅学習会」もあったのですが、あとで考えると、なんで神社に曼荼羅なんでしょうね？

那智の滝は初めて拝見しましたが、駐車場から徒歩数分という便利なところにあるとはとても意外でした。また、この日はちょっと雨で霧というより雲が山にかかっていたのですが、おかげで滝もちょっと幽玄な感じになり、これはこれでとてもよい景色でした。

それと、駐車場と那智の滝の間には中国風の変な門と建物があったのですが、現地でもらった観光マップの数々はいずれもその妙な建造物に言及するのをわざと避けてるかのようでした。これ、珍スポットなんでしょうか？

あと、今回のバスの駐車場になったところのそばには、熊野古道の一部もありました。熊野古道という名前は知っていましたが、こんなにお手軽に立ち寄れるところにあったとは知りませんでした。なんだか分からないけど、このミニ遠足はそこはかとなくよかったです。

ミニ遠足のあとは、にっぽん丸に戻って午後3時に新宮港を出発。そして午後4時半ごろに早めの夕食（今晩は和食、もちろん美味！）を食べているうちに熊野沖に到着しました。するとあとからぱしふぃっくびいなすもやってきて、午後7時となり、外も暗くなってきました。

花火は午後7時10分に始まり、約2時間も続きました。そして7時50分ごろになるとぱしふぃっくびいなすが汽笛を鳴らして横浜に帰還。夜の海の上を行く船の明かりは花火と同じくらいきれいでした。

花火のあとは昨日より約1時間早い夜食タイム。