今回はオーストリアのアウガルテンで代表的な薔薇とグリーン一色の白磁器を隣国の白磁器と比べられる写真一式にしました。私は元々アウガルテンのグリーンが好きで「プリンツ・オイゲン」をコレクションしていたのですが、その後アウガルテンは経営破綻して日本に入らなくなりました。そこで、グリーンがアウガルテンにいちばん近いマイセンと、アウガルテン同様にハプスブルク家のご用達だったヘレンドもコレクションするようになりました。こうして白磁器コレクションの枠が広がったところを見ると、アウガルテンに惹かれたのはまんざらムダでもなかったようですが。