本日の持ち株(富士電機1株)は-65円(-1.35%)でした。
さて、先週末のニュースによると、商船三井は米シーボンクルーズ社のクルーズ船「シーボン・オデッセイ」(32,000トン、2009年新建造、全長198.15m、幅25.6m、229室、乗客定員458名)を購入したとのこと。同社はさらに、クルーズ船事業を拡大するために新事業ユニットを立ち上げ、シニアアドバイザーに米国でのクルーズ事業に造詣の深いアンソニー・カウフマン氏を起用することを決定したそうです。
「シーボン・オデッセイ」は全室が28u以上(ほぼセミスイート以上)、かつバスタブ付きとのことで、飛鳥IIよりもさらに上の仕様です。また、その建造費は約300億円だったそうですが、商船三井はこれをいくらで買ったんでしょうね。世界のクルーズ船業界は大赤字続きでキャッシュの確保に苦労していただろうから、安かった可能性は高そうですが。
なお、商船三井は昨年11月25日、1,000億円を投じて35,000トンクラスのクルーズ船2隻を新造(1隻目は2027年竣工予定)することも発表していました。あの時私は「日本郵船が飛鳥IIの後継船を1隻しか新造しないのとは対照的だなあ。」と思っていましたが、今回の「シーボン・オデッセイ」の購入では、ますます商船三井がヤル気を起こしていることを感じています。このあと日本郵船はどう出てくるんでしょうか?
ちなみに、本来ならクルーズ船事業をする会社は新造船を作るとき、2隻を発注するのが鉄則らしいです。理由は知りませんが、1つの設計図で2隻できたら1隻あたりのコストはかなり下がる、ということは言えるでしょうね。
◆本日の終値: [225先物=26,6700(-360)]
銘柄 |
株数 |
建値 |
終値 |
含み損益 |
富士電機 [S株] |
1株 |
390円 |
4,955円(-65円) |
+4,508円 |
本日の取引: ありません。
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