今日のお話しは「ザルツブルクの牡牛」です。この名前を聞いてパイプオルガンを思い浮かべた人はちょっとザルツブルク通ですね。ホーエン・ザルツブルク城の中には1502年に作られた古くて大きなパイプオルガンがあって、今でも「ザルツブルクの牡牛」という名で親しまれています。しかし、私がここでご紹介するのはもっとバカバカしい牛のことですよ。
オーストリアには、「ザルツブルクの牡牛」という民族舞踊曲があります。オーストリア人のK君にもらったカセットテープがあったので、このメロディーをもとにその曲のmidi(伴奏なしで20秒程度のカンタンなもの)を作ってみました。下のスタートボタンを押すと聞けます。なんだかのんびりしてのどかな曲ですよ。しかし、この曲の牡牛の登場した場面は、それほどのんきなことも言ってられない状況でした。
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