オーストリア散策書棚 > No.13
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ウィーン便り - 古都の明け暮れ
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ウィーン便り

出版元 三修社 初版 1986年10月
著者 諏訪 功 体裁 文庫本
ページ数 200ページ


目次

第1章 ウィーン便り --- p.10
市電に乗って/リング(環状道路)/市内散策/ウィーンの歴史/買い物/Aug'steckt!/ウィーンの音楽/カジノとドロテーウム/ウィーンのコーヒー店/ウィーンのドイツ語/オーストリアという国/ウィーンの学生たち/ウィーンの四季

第2章 ウィーンへ --- p.134
ウィーンへ行くry−ト/ウィーンはどこにあるか/国際都市ウィーン/ウィーンの森

第3章 ウィーンの光と影 --- p.164
ウィーンの光と影/ウィーントイレ事情/かわいい小娘/ウィーンの人々



ひとこと


本のカバーをなくしたので、上の写真は味も素気もない表紙になっていますが、実物なかなかいい本です。この本は、著者が1983年10月から1985年9月にかけてウィーン大学に派遣されたときに見聞した町のようすを書き綴ったものです。元々はNHKのドイツ語入門講座のテキスト向けとして書かれたものを1冊の本にまとめたのだとか。内容は、当時のウィーンの人々の暮らしやメンタリティー、そしてこの町の歴史を易しく親しみ易い文章で綴ったもので、とにかく気軽に読めるところがいいですね。旅行ガイドよりずっと詳しく、学術書よりずっとわかりやすく、しかも内容が濃い本なので、ウィーンに旅行する方があれば、ご出発の前に是非一度お読みください。



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